システムエンジニアの育成について

考える様になったきっかけ

少々上の立場になって考える様になったのですが、
今私が働いている会社は基本受託開発を行っております。
案件のアサイン都合上、メンバ5人中2人のみ残すとなった場合は
もちろんその人たちは別の案件にアサインするなどしなければなりません。

しかし、そのメンバ内に顧客折衝ができるメンバがいないとなると、
任せることができない様なことが発生しました。
この状況を打破すべくどのような手段がとれるか考えるようになりました。

ちなみに技術面というよりコミュニケーション面の殴り書きです。

SEの育成、話せる人間を増やす

顧客折衝する人=SEとさせていただきます。
勿論人には向き不向きがありますので、メンバが精神を壊すくらいなら任せないほうがいいかなと思います。
ですが、
「普段話しているのを見る限り多分この人は無理だろう」
「前の社内打合せでも上手く話せていない」
等の理由で見限ってしまうのは良くないなと思いました。
私自身そのような人間だったからです。私の場合はイメージトレーニングや、質問来そうなことを全て潰すくらい考えたりしていたため、準備によって力不足を補ってきた感じがします。

では、育成はどのように行なうべきか、次項以降に考えを述べます。

社内コミュニケーションを増やす

当たり前の話なのですが、これが意外と出来ていないところあると思います。
開発者同士の会話に限らず、日常会話、雑談ですね。
そもそもが話すの得意ではない人であればここから始めるしかないかと思います。

朝会にて持ち回りで出来事を話すような会社がありますが、
人前に慣れるというのが意図だったり、取引先の方と雑談したりすることも見据えてやっていたりするのかなと思うようになりました。
ちなみに私が新人だったら嫌すぎて眠れなくなっていると思います。
ですがこのような場は貴重な気もします。学生なんかはしょっちゅう作文発表とかしてますし。。。

SEの打合せに同席する

手っ取り早いのはこれだと思っています。
まず、どのように話しているのか、どう進めているのかというのをイメージつかないというのがあると思います。

・不明点は断定せず持ち帰る or 誰に確認すればよいか先方に確認
・自社と先方の責任範囲を明確化する
・齟齬が無いように改めて確認する、文書化する
etc…

上げたらキリが無さそうですし、ケースバイケースが非常に多いと思います。
結局相手方を理解して話を広げるということをしているだけで、
ぶっちゃけ日常会話となんら変わらないんじゃ無いかと。
(専門用語とか色々でるので一概には言えませんけど。。。)

ですが何度もそういった場に出ていると、進め方のクセといいますか何を抑えるべきかのようなものは見えてくるのかなと思います。
ひとまずは真似することから始めるでいいのかなと。

一部説明を任せる

勿論準備した上でですが、資料の説明などを任せるのが良いかと考えております。
結局場数がものを言うかと思います。
同席しているのであれば、フォローを入れられますし。
逆にフォローを入れられることで、次回話すときは気をつけないとと思うものかと考えます。

加えて終わった後はメンバのメンタルケアをしてあげるのが重要だと思います。
イヤになってしまったりすると次に繋がりませんからそこは上の人間が頑張るところだと思います。

次の世代も育てることを視野に

あるメンバをSEとして育てました。
これで終わりだと良く無いと思います。育ったSEがまた次のSEを育成することを意識してほしいと思いました。
でないとまたSE不足となりかねません。
人が辞めても代理でできるような仕組みづくりが小さい会社でも必要だと思います。

また、人を育成することで育成する側も非常に勉強になると考えています。
育成するには言語化が必要になります。
漠然とやってきた人は言語化出来ていないことが大いにあるので、このステップを踏むことで知識として腹落ちするのかなと思います。
SEに限らずの話ですねここは。所謂アウトプットというやつです。

人を育てることが会社としても自分としても後の苦労を減らすことができると思うので、
面倒にならずやっていきたいですね。


…こんなこと書いていますが私もまだ未熟なので育成される側な気はしています。。。

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